コロナ禍で自律神経の失調を訴える方が増えています。
そんな自律神経の問題を調整してくれるのがセロトニンというホルモンです。

セロトニンは「脳の指揮者」とも呼ばれていて、主に自律神経を調整する役目があります。

セロトニンが分泌されているときは天気のいい中散歩をして気持ちいいと感じるような清々しい気持ちになります。
セロトニンが低下すると、心身ともの大きな影響が出ますが、特にメンタル面に大きな影響を及ぼします。

コロナ禍を背景に精神科の受診患者が急激に増え新患者は3ヶ月待ちの精神科もあるそうです。
特にうつ病の罹患患者が増えているそうです。

セロトニンはこういったメンタルの不調を改善してくれる効果があります。

セロトニンの活性を高めるためには
1.太陽の光を浴びること
2.ウオーキングなどのリズム運動を行うこと
3.食べ物をよく噛んで咀嚼すること
などがあります

朝ウオーキングをして太陽の光をあびて、帰ってきたら朝食を食べるということをしていただければセロトニンは十分に活性化されます。
ウオーキングの時間は長くても30分、体力がない方は最初は10~20分でもかまいません。

セロトニンの効果はすぐには出ませんので継続的に上記のことを継続することが必要になります。
個人差もありますので3週間~3ヶ月で効果が表れると思います。

セロトニンはホルモンを作るうえで材料が必要になりますので、食事から摂取しなくてはなりません。

セロトニンの材料に必要な栄養素は糖質、トリプトファン、ビタミンB6になります。
これら3つの栄養素全てが含まれている食材はバナナになります。
バナナ1本でセロトニンに必要な栄養素を補給できますので、朝にバナナを一本食べるようにしましょう

セロトニンは夜になるとメラトニンというホルモンに変化します。
メラトニンは眠気を誘発するホルモンなので、寝つきがよくなり、睡眠の質も向上します。

本日紹介した内容はセロトニンは効果のほんの一部です。
セロトニンにはもっと驚くほど体にいいことがたくさんあります。
心身ともに不調を感じている方は参考にしていただけると嬉しいです。

東苗穂だけでなく東雁来や伏古からもたくさんの方にご来院いただいています
お困りの症状がありましたらいつでもご連絡ご相談ください

院長 佐藤