朝、午前中に調子が悪いのには、3つの理由が考えられます。
「低血圧」「低セロトニン」「低血糖」です。
低血圧の人は朝に弱いとよく言われます。
実際に血圧が低い人は、頭がボーッとしたり、フラフラしたりする確率が高いのです。
一度、起床直後の血圧を測れば、低血圧なのかどうかはわかります。低血圧であれば、シャワーや運動などで、血圧をあげる習慣をつけましょう。
仕事が忙しくお疲れモードの人、ストレスが多い人などは、脳が疲労して、セロトニンの分泌が低下している可能性があります。セロトニンを活性化する方法は朝散歩して太陽の光を浴びることです。朝起きたときの気分が最低でも、朝散歩から戻ってきたときに爽やかな気分になるという人は、セロトニンが原因でしょう。
第3の原因は低血糖です。朝起きた直後は、寝ている間に何も食べないので、1日の中で最も血糖値が低くなります。
血糖値に対する順応性は個人差が大きく、朝食抜き抜きでも調子よく過ごせる人がいる一方で、朝食なしでは午前中一杯、頭がボーッとする、体がだるい、調子が上がらないという人もいます。
低血糖の人は、朝調子が悪く、食欲が湧かないので朝食をとらないことがありますが、これがより体調を悪化させます。
朝からがっつり食べる必要はないですが、バナナを一本食べるだけでも低血糖は速やかに改善します。
「1日2食が健康「朝は食べない方が健康」という話を時々聞きますが、自分の体調を無視してマネすることは危険です。
1日2食でも「(自分は)寝起きスッキリ。朝から絶好調で、午前中から最高のパフォーマンスを発揮できている」という人はいいのですが、「朝(午前中)の調子がイマイチ」という人は、朝食を食べたほうがパフォーマンスは上がるはずです。
重要な点は、最適な食事の回数にも個人差があることです。
東苗穂だけでなく東雁来や伏古からもたくさんの方にご来院いただいています
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院長 佐藤