「間違ったストレス解消法」をしてしまうと、ストレスを減らすどころか、脳を酷使することで、ストレスを悪化させてしまう。

まったく逆効果になってしまいます。間違ったストレス解消法、ワースト4を紹介します。

【ワースト1 お酒】

ストレス解消として、いちばんに挙げられるのは「お酒」でしょう。お酒は楽しく飲むものであって、ストレス解消のために飲んではいけません。なぜならば、お酒はストレス解消どころか、ストレスを悪化させるからです。

たまに飲む分にはいいと思います。しかし、ストレスを抱えている人は、毎日飲むのです。あるいは、2,3日連続で飲みに行くとか。

お酒は間違いなく睡眠を悪化させます。睡眠の質を下げ、睡眠の持続が悪くなり、睡眠時間が短くなります。ストレスにいちばんいいのは、「睡眠」です。睡眠を悪化させる「お酒」は、ストレスにものすごく悪いです。

お酒を飲んでも、その瞬間だけは「嫌なこと」を忘れられますが、問題は何一つ解決しません。問題の「先送り」です。それを1週間、1ヶ月続けると、事態は著しく悪化し、間違いなくストレスは増えるはずです。飲酒はストレス発散には逆効果です。

【ワースト2 朝まで遊ぶ】

ストレスがたまったときに、「朝までカラオケ」「朝までクラブで踊ろう」という人は多いと思います。カラオケやダンスはストレス発散としておすすめです。しかし、それを「朝まで」やるとなると、話は別です。せっかくのストレス発散も、「徹夜」「睡眠不足」によるマイナス効果によって、トータルで「マイナス」になります。

【ワースト3 悪口】

上司や会社の悪口大会。「悪口でストレス発散」は逆効果です。アドレナリンが出て交感神経優位になります。ネガティブな体験や記憶が余計に強化され、本来忘れたほうがいいことも、記憶にへばりつくのです。友人との会話はストレス発散になりますが、建設的、ポジティブ、前向きな話をすべきです。

【ワースト4 ギャンブル、ショッピング】

ストレス発散の方法に、ギャンブル(パチンコ、競馬)や買い物をするという方も多いでしょう。これもたまにだといいと思います。しかし、たまにではすまされなくて常習化し、依存症になる人もたくさんいます。

ギャンブルやショッピングは、その瞬間は楽しい。幸福物質のドーパミンだ出るから。しかし、すぐさまにまた同じ「快楽」がほしくなる。そして「依存症」に陥るのです。

「お酒」もそうですが、「ギャンブル」「ショッピング」「ゲーム」など、依存症になりやすいもので、ストレス発散すべきではないのです。