運動は疲労回復に、絶大な効果があります。疲れているときこそ運動すべき。最近では「積極的休養(アクティブレスト)」と呼ばれています。
積極的休養をとったほうが、疲労回復が2倍以上早いのです。理由を説明します。
(1)成長ホルモンによる疲労回復
運動すると成長ホルモンが分泌されます。成長ホルモンには、疲労回復効果があります。たっぷりと、成長ホルモンを分泌することで、その日の疲れは完全回復します。
(2)深い睡眠による疲労回復
運動すると、睡眠が深まります。睡眠が深いほど、疲労回復効果は大きい。ということで、「深い睡眠」によって、翌朝まで疲労がしっかり回復するのです。睡眠を深めるために、運動した後は、「入浴」するのも必須です。
(3)血流改善による疲労回復
デスクワークによる疲労は、肩まわり、首まわりの筋肉の局所的な疲労です。漸近の筋肉を使うことで、血流を改善します。局所にたまっていた「疲労物質」押し流されます。
(4)精神的疲労の回復
運動することで、セロトニンやドーパミンなどの脳内物質が整います。言い換えると、運動により「脳の疲れがとれる」のです。
(5)ストレス発散効果
運動すると気分的に「すっきりする」だけでなく、実際にストレスホルモン(コルチゾール)を低下させ、ストレス発散効果を発揮します。
疲れた時ほど運動。具体的には「運動「入浴」「睡眠」という一連の行動によって、その日の疲れを完全回復することができます。「疲れている」から運動しないのではなく、「お疲れモード」の人ほど運動しましょう。
どの程度運動したほうがいいのかについては、次回のブログで紹介します。
東苗穂だけでなく東雁来や伏古からもたくさんの方にご来院いただいています
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院長 佐藤