こりを解消するのに役立つ栄養素は、筋肉や末梢神経に必要なエネルギーを作り出す働きがあるビタミンB1と、血流を改善する働きがあるビタミンEです。

 

ビタミンB1は、水溶性ビタミンで熱に弱いため注意が必要です。過剰に摂取しても体外に排泄されてしまうので、副作用の心配はありません。

 

ビタミンEは脂溶性のビタミンで、植物油に豊富に含まれていますが、酸化しやすい上に熱に弱いので、サラダのドレッシングなどに用いて、新しいものを生で食べるのが効率の良い摂り方です。また、、ビタミンCがビタミンEの抗酸化作用を高めてくれるので、よりよいでしょう。

 

疲労を回復して痛みを和らげるためにも、疲労回復ビタミンとも呼ばれるビタミンB1や、クエン酸は効果的です。また、乳酸を体外に排泄するために、血行促進作用のあるビタミンE、傷ついた末梢神経を回復させるビタミンB12なども痛みに効くとされています。